Posted by: tanaka In: SPEC コメントはまだありません
新しいTommykaira ZZ の魅力のひとつは、EVならではの気持ち良い加速感。
開発車両では、わずか3.9秒で100km/hに達するまでの加速性能を有しています。 今回はスポーツカーの加速性能の指標となる数値「パワーウェイトレシオ」から、
新しいZZの特徴を紐解いてみます。
オリジナル設計のトミーカイラは、ルーフレス・ヒーターレスの超軽量ボディを追求した
スパルタンなコンセプトを持っていました。
EVとして甦ったTommykaira ZZも そのコンセプトを引き継ぎ、
標準仕様の車体重量は、バッテリーを含め 850kgに抑えた設計です。
加えて搭載予定のモーターは、最大トルク 415Nm、最大出力 225kW(305馬力)の性能を発揮します。
そこからパワーウェイトレシオを算出すると、2.78kg/PSとなります。
この数字をイメージしやすいよう、これに近い数値を持つガソリン車を探してみました。 どうやら『フェラーリ 360 チャレンジ ストラダーレ』が、2.77kg/PSになるようです。
チャレンジ ストラダーレは、レース専用車両『360 チャレンジ』の公道仕様車です。
乾燥重量1180kg、最大出力425PSのため、数値上はZZとほぼ同じパワーウェイトレシオを示します。 ちなみに この2.77kg/PSという値は、乾燥重量から算出しています。
そのため、ガソリンを入れた状態(満タンで95リットル)では、もう少し重くなるでしょう。
一方 ZZはEVですので、ガソリンを積む必要がなく、満充電時でも総重量が増えることはありません。
そんなところも、EVの面白さかもしれません。 Tommykaira ZZは、モーター特有の高い音をともなって加速します。
回生ブレーキなどと相まって、ガソリン車時代のZZとも異なる、EVならではの乗り味を楽しんで頂けるはずです。 ※記事中の数値は、開発車両による計測値のため、販売時の商品とは相違する場合がございます。 轉自http://tommykairazz.com/ |